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西原理恵子さんの漫画を先行で読んだ。

今年(2010年)の1月だった。

毎日新聞に掲載されていた、とても素敵な漫画だった。

ある朝、西原さんの小学生の息子さんが学校に行きたがっていなかった。

いつもよ違う雰囲気を感じ取った西原さんは、学校を休ませ一緒に散歩に出かける。

息子さんは、お母さんが忙しい人だとわかっているから仕事の心配をするのだが、西原さんは「あなたとの散歩の方は大切」っていう光線を送り、ただぷらぷら歩いて、お店であったかいうどんを二人で食べて帰る。

そんな短いストーリーだったのだけれど、涙もろい私は、ホテルのロビーでハンカチを取り出して少し泣いてしまった。

子供の心を強くするのは、きっとこういう思い出なんだろうなぁ。

大人になって、くたびれるようなできごとがあったとしても、「とりあえず、散歩でもするか」とか「ひとまず、あったかいもの食べよう」そんなふうに逞しく思えるのかもしれない。

そんなふうに逞しく思えるかもしれない。

ああ、こういうお母さんになりたいものだ!

ごく自然に思っている私がいた。

思うのは自由でもある。だけど、どう考えて辻褄が合っていない。

現実の私は、いつも間にか41歳。

お正月早々、一人で高知県を四泊も旅しているような人生を進んでいるのである。

🤔  처음본 단어

くたびれ:지침 , 피로 
たくましく:씩씩하게

😒  알았는데 한자로 처음인 단어 및 헷갈린 단어

掲載:けいさい
光線:こうせん